のんびりキャンプ

夏季休暇を利用し8/14～16で立山～劔岳に行ってきました。

夏の北アルプスらしい景色。

当然今回も青空ＭＡＸですよ。(笑)

【劔岳概要】
日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートになることによる。
難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生している。
また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの命を落としている。
Wikipediaより引用

とまぁ、実に危険な山であり、５年前に山登りを始めた頃はまさか自分が劔岳に登るなんて思いもしてませんでした。
まぁ、当時は槍ヶ岳に登ることも考えてもいませんでしたが...。

劔岳の一般ルートは２つ。
１．剣沢を経由して別山尾根を登るルート
　所謂カニのタテバイ・ヨコバイがあるルート
２．馬場島より早月尾根にて登るルート
　標高差が2,200ｍもあるハードなコース

今回は有名なカニのタテバイ・ヨコバイをやってみたかったので別山尾根にて登りました。

先ずは登山道の入口である室堂に向かわなくてはなりません。
通常関東からですと扇沢より立山黒部アルペンルートにて室堂に入るのが一般的なのですが、
トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェー、トロリーバスと３回も乗り換えが必要。

テン泊装備のデカいザック持って、お盆で混雑しているなか何度も乗り換えは面倒という事で富山駅から室堂までの直行バスを利用。
立山からも室堂直行バスあるのですが、富山からの方がちょっとお得。

富山からの直行バスの情報はこちら

という事で１３日定時にサクッと退社し、450km先の富山駅を目指します。
３時過ぎに富山駅に到着、暫し仮眠をし7：10初の室堂直行バスに乗車します。



バスは満席でしたが、登山者と思われるのは自分含め３名ほど。
他はみんな観光客。

室堂までは２時間半ほど掛かるので、爆睡。ウトﾟ+｡(o´ｪ｀o)｡+ﾟウト

車内が騒がしくなり、目を覚ますと天狗平も過ぎて室堂まであとわずか。
しかも目の前には劔岳！！

一気にテンションアップ！！！！！

9：30室堂バスターミナル到着



立山の美味しい湧水を補給して、石畳を歩き一ノ越を目指します。
今日歩く予定の稜線も綺麗に見えています。


雲一つない快晴、気持ちいい～。

10：30一ノ越到着
ここから雄山に向け登って行くのですが、富士山のような混雑振り。

登山道は人人人。

この道結構ザレているんで、人による小さな落石が耐えません。
さすがに休憩時に横で石を投げているガキには親含めて本気で怒鳴りましたが...。

観光客たくさんですが、標高は3000m近く、空気も薄い。
軽量化したとはいえ15kg近いザックを背負っているので、既にバテバテ。
一気に山頂まで登りたかったのですが、浄土山を眺めながらちょっと休憩。


こちら槍ヶ岳方面。

正面奥に穂先が写ってるの分かるかな？

山頂までもう少し。


12：00雄山山頂到着


空腹で倒れそうだったので、昼食をいただきます。

やっぱ、山頂で飲むコーラは旨い！ホントはビール呑みたいんだけど、まだ先長いんで我慢。

雄山山頂より後立山方面。


雄山から大汝山方面への縦走路に入ると今までの喧騒が嘘のような静けさ。
室堂平を眺めながら楽しい3,000mの散歩。


針ノ木岳も綺麗に見えています。


ズームで槍ヶ岳。


黒部ダムも混雑してるんだろうなぁ～。


13：00立山最高峰(3015m)大汝山に到着。


富士ノ折立を超えた辺りからの内蔵助カール、奥には剱岳も見えています。

ここの稜線歩きは最高に楽しかったです。

振り返って見ると、結構下ってたんですね。

やばい、ガスが...。誰かの怨念か。(笑)

白馬～後立山を見ながらの楽しいトレイル。


そして真砂岳を越え、別山へちょこっと登り返すと、そこにはどうだと言わんばかりの圧巻の剱岳！

この風景を見た瞬間、鳥肌が立ちました。

ここから一気に300mほど標高をさげ剱沢のテン場へ向かいます。

長くなったので、今回はこの辺で。