八ヶ岳・テン泊山行~横岳・硫黄岳縦走編
6/14~15で八ヶ岳にテン泊登山に行ってきました。
前回の続きです。
2日目は横岳~硫黄岳の縦走です。
地蔵の頭より横岳・硫黄岳方面。山には青空が必要だよね。(笑)
前日は18時前には全員就寝、夜中何度か目を覚ますも、もえぱぱに4時過ぎにテント揺らされ起こされるまでは爆睡。
明け方結構冷え込んだようで、テントはパリパリ。
朝食を食べながら、本日のルートを確認。
当初は昨日同様にアタックザックで硫黄岳~横岳の縦走の予定でしたが、本日行者小屋はヘリによる荷揚げがある為、テントを12時までに撤収との事。
12時までに戻ってきてテント撤収も可能ですが、冷静に考えると面倒くさい。
という事で以下のプランを検討
1.空荷で行者小屋~地蔵尾根~横岳ピストンし、美濃戸へ下山
2.テン泊装備を持って行者小屋~地蔵尾根~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸
3.空荷で行者小屋~地蔵尾根~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~行者小屋~美濃戸(当初予定)
もえぱぱと私は横岳がメインで、ピストンはつまらないので当然2を選択。
バンカーさん、ネチネチは
『鼻水が止まらない』、
『怖い』だの子供みたいな言い訳をし、上記3つをすべて否定。
もう最後は面倒になってきたので、好きにしてもらいました。(笑)
とりあえずテントを撤収し、各々のルートを目指す事に。
昨日はバンカーさんの意見尊重したのに...。
今日は昨日と違って快晴、稜線歩き気持ちいいだろうなぁ~。
赤岳鉱泉に向かったバンカーさん、ネチネチと別れ、我々は二日連続の地蔵尾根、しかも今日はテン泊装備付きで。
でも昨日より遥かにいいペースで登れてます。
睡眠充分だったしね。
振り返ると
ちょっとズーム
北アルプスくっきり!穂高から槍の稜線、さらには鹿島槍からの後立山連峰も。
宿題となった阿弥陀岳もいい感じ。
背中は重いですが、2日目で体も慣れてきたのか、いい感じで標高を上げていきます。
1時間も掛からず地蔵の頭到着。
ここからはしばし気持ちのいい稜線歩き。
もえぱぱと快晴の八ヶ岳。レア画像(笑)
しばらく歩くとクサリ・ハシゴの出現。
特に危険個所もないのですが、少々渋滞中。
渋滞を待ちながら振り返ると、最高の眺望。
今回のベストショットかな?『主峰赤岳と富士山』
あった、あった。
今回横岳に登りたかったのはこの
『ツクモグサ』を見る為です。
本州では八ヶ岳の横岳周辺と白馬岳近辺でしか見ることのできない高山植物。
また陽が当たらないと開かない厄介な植物。
数はあるのですが、まだ時間も早かったので完全に開いているのが見つからない。
一輪だけ見つけました。
ツクモグサ以外にも高山植物見つけましたよ。
左上:ツクモグサ 右上:チョウノスケソウ 左下:オヤマノエンドウ 右下:キバナシャクナゲ
昨日滑落事故あった辺り、慎重に三点支持を意識して通過。
ここらは結構混んでたので、そのままスルー。
横岳手前の最後のハシゴ。落ちたら痛そうですが、慎重に行けば問題なし。
横岳頂上見えました。
9:30横岳到着
行者小屋から2時間ちょい、いい感じで歩けたかな?
ちょっとここで中休止。
赤岳、阿弥陀岳。奥には権現岳、さらに奥には南アルプス。
おっ、中央アルプスも見えます。
こちらもいつかは行ってみたいなぁ~。
さて硫黄岳に向かいますか!
ここからは緩やかな稜線歩き。
いい天気だなぁ~。
10:30硫黄岳山荘到着
ここで赤岳鉱泉から登ってきたバンカーさん、ネチネチと合流。
硫黄岳へは軽く登り返します。
何のこともない登りなのですが、ここがキツかった~。
空荷ですいすい上がっていくバンカーさん達とはどんどん距離が広がるのですが、脚が出ない。
ヘロヘロで硫黄岳到着。
阿弥陀は忘れましたが、一応目標の三座登頂。
硫黄岳山頂は広く、眺望もよく休憩に最適。
これでトイレがあれば完璧なのに。(笑)
赤岳鉱泉で昼食。
その前にまずはこれだよね。
ん~~うまい!もう一杯行きたかったですが、これ以上飲むと帰りの運転が...。
昼食はザックの中に食べるものはあったのですが、作るの面倒だったのでカレーを注文。
カレーはレトルトですが、6種類もありました。
オイラはインドカレーをチョイス。
美味かった~、昨晩もカレーだったんだけどね。(笑)
鉱泉名物アイスキャンデーも解体中。
では、美濃戸まで一気に行きましょう!
もえぱぱの顔が赤いのは日焼けではなくビールのせいです、この後足が止まりました。(笑)
最後は少々ばてましたが無事美濃戸到着。
さて次はどこ行きましょうかね?
終わり。
テン泊に限らず、あると何かと便利ですよ。
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